ネットショップの在庫管理方法を知ろう

ネットショップの在庫管理手法としてエクセルを使うときのコツ

在庫数はネットショップの利益管理を行う上でとても重要な指標で、資産でもあるので欠品や計算ミスは損失に繋がります。
手作業の計算ミスは管理コストが発生するので、できるだけコンピューターシステムの自動計算を導入します。
自動計算だからといって高価で高機能なソフトを利用しなくても管理は可能です。
表計算ソフトのエクセルで管理表を作成すれば、安価で簡単に在庫管理も行えます。
単に管理表を作成するのでは紙の帳票と変わりがありません。
活用したいのが、表計算ソフトの関数機能です。
マクロ機能を利用しても高度なチェックが可能ですが誰でも使えるわけではないので、簡単な関数を使った管理表にとどめておく方が後々の修正も容易です。
在庫の管理表を作成する際には、日々の在庫数を入力するのではなく、前月の繰り越し在庫を基に当月の日々の入庫数と出庫数から関数機能で在庫数を自動計算するようにします。
これなら前月の繰り越し在庫を一度だけ調べれば、後は入庫数と出庫数だけ入力すると日々の在庫は自動算出できます。
そして月末の棚卸時に帳簿在庫と実在庫を照らし合わせれば1回だけで済み、ネットショップの管理がより楽になります。
また商品も分類してその分類番号も入力すれば、その分類番号でエクセルのフィルター機能により表示や計算上でも仕分けができるので、とても便利になります。
このような手法を活用して、効率的なネットショップの管理を行いましょう。

ネットショップで行う在庫管理とクラウドの利用

ネットショップでは自らが大量の在庫を抱え込む方法は難しいものです。
そのため、売りたい商品の在庫管理のやり方を工夫する必要が出てきます。
商品そのものを自らが抱え込むのではなく、別の販売店などから直接買いたい人へと届けられるようにすることで、中間の立場で売ることが出来る方法があります。
最近ではネットショップでは様々なものが売られていますが、直接在庫を持つのではなくその商品を預けておいたり、あるいは自らが購入したものをさらに別の第三者へ売り込むことが可能になっています。
クラウドサービスの利用で対応が出来る仕組みです。
仕入れと売ることを同時に行うことで対応が出来るものですが、商品を仕入れるタイミングと売るタイミングとをクラウド上にて管理することで、商品の直接発送を行うことにより在庫を持たないままに売買が可能です。
商品を自らが持たないわけですから、商品の保管の必要性もありませんし発送にかかるコストカットも可能になります。